腸内フローラde健康ラボ

菌の解説

ヒトや動物と共生する菌、病原性菌

クロストリジウム ディフィシル分布:ヒト、ウマなどの腸内、土壌

クロストリジウム ディフィシルディフィシル菌は、1935年に乳児の便から初めて分離されました。当時は分離が非常に困難だったことから、ラテン語で「困難な」という意味を持つ“difficile”に由来して命名されました。菌の形は円筒形で、「鞭毛(べんもう)」と呼ばれる毛状の細胞小器官を持っています。

抗菌薬を服用した際、副作用として下痢や軟便を招くことがありますが、この原因菌の代表とされているのがディフィシル菌です。抗菌薬により腸内フローラが乱れると、多くの抗菌薬に対して耐性を持つディフィシル菌が増殖し、トキシンと呼ばれる毒素をつくり出すことがその原因と考えられています。重症化すると、偽膜性大腸炎を引き起こします。

この菌はヒトや動物の腸内に存在する常在菌で、健康な成人の便から2〜15%の割合で検出されます。一方、健康な乳幼児の便には15〜70%の高い割合でこの菌がみられ、同じように毒素も高い濃度で検出されますが、臨床症状はまったく認められません。その要因について様々な議論がされていますが、いまだ明確な答えは出ていません。

また、最近の解析では健康な成人の80%以上からディフィシル菌が検出され、より高い割合でこの菌がヒトに存在することが新たに分かってきました。

50音順
ア行
アシダミノコッカス ファーメンタンス
アリスティペス インディスティンクタス
エシェリヒア コリ
エンテロコッカス フェカーリス
オドリバクター ラネウス
カ行
クリステンセネラ ミヌタ
クロストリジウム ディフィシル
クロストリジウム パーフリンジェンス
コリンセラ アエロファシエンス
コリンセラ タナカエイnew
サ行
サクシナティモナス ヒッペイ
サテレラ パルビルブラnew
スタフィロコッカス アウレウス
スラッキア ピリフォルミス
タ行
ディアリスター サクシナティフィラス
ハ行
バクテロイデス オレイシプレヌス
バクテロイデス クラルス
バクテロイデス フラクサス
バクテロイデス フラジリス
パラプレボテラ キシラニフィラ
ビフィドバクテリウム ビフィダム
ビフィドバクテリウム ブレーベ
ビフィドバクテリウム ロンガム 亜種 ロンガムnew
フシカテニバクター サッカリボランスnew
フソバクテリウム バリウムnew
ブラウティア コッコイデス
プロピオニバクテリウム アクネス
マ行
メガモナス ファニフォーミス
ラ行
ラクトバチルス アシドフィルス
ラクトバチルス イクイ